最終更新日 2003/04/14
ペルー<その6>
ペルーぶらぶら4<聖なる谷2>
カルカのセントロ
マチャカンチャ温泉
ピサックから18キロ、カルカは標高2900メートル。クスコからバスで1時間半(s/.2.50)。村には特にみどころはないが8キロ先にマチャカンチャといういかにも鉄分いっぱいの黄土色をした温泉(カルカから乗合タクシーでs/.1.50。入浴料s/.2。土日祝日s/.3。夜はs/.5。)がある。しかし、これを温泉と呼んでいいものだろうか。見かけは温室のようでよさげなのだが、30℃ほどのひなた湯なのだ。おかげで一緒に行った相棒は風邪をひいてしまった。しかし、カルカからさらにコンビで2時間(s/.5)行くとラーレスという村があり、そこには40℃はある露天風呂がある。クスコ近郊で日本人が満足するほど熱い温泉はこのラーレスとアウサンガテ山ふもとのパクチャンタの二つ。ラーレスには浴槽というよりプールが4つあり、それぞれ温度が異なる。一番熱い風呂は日本人にはちょうどいいがペルー人には熱すぎるようで、ほとんど肝だめしか我慢大会扱い。入浴料はs/.3。もちろん水着着用のこと。地元の人の話では、ラーレスの山の上にはプーヤライモンティというばかでかい便所モップみたいな植物の群生地があるようだ。プーヤライモンティはただでかいだけではなく、100年に一度咲いて枯れるという、どえらくまったりとした時間を生きている。まだ咲いているところは見たことがないのでいつか見てみたい。そのほか、カルカから乗合タクシー、またはマチャカンチャから徒歩でトトラという村に行き、そこから1時間ほど歩くとアンカスマルカスという遺跡がある。カルカからラーレスに行く道中からもこの遺跡が見える。
投票の仕方を知らせるポスター
ラーレスにいた11月17日はペルー全国で選挙が行われ、周辺の村からたくさんの先住民が色とりどりの民族衣装を着て、ラーレスまで投票に来ていた。ペルーではどうも出生地で投票することになっているようなのだが投票しないとペナルティがあるらしく、選挙時はいきなり帰省ラッシュになる。おかげでクリスマス同様、選挙があるとバス代が上がる。選挙前夜、村のレストランの前に人だかりができていたのでなにごとかと思ったら、みんなテレビを見ていた。昔は日本人もこんなふうに街頭テレビで力道山の空手チョップを見てたんだろうなと思った。
ラーレスへの道
村から温泉まで15分ほど
ラーレスの教会
日曜日に市が立つ
投票はもうお済みですか?
ピチンゴトの洞窟村
ピチンゴトの洞窟村に行くにはウルバンバからオリャンタイタンボ行きコンビでタラバンバ橋下車(s/.0.50)、もしくはウルバンバから線路沿いを5キロ歩くとタラバンバ橋。橋を渡って右に行く。洞窟村というからには村人が洞窟に住んでいるのだと思いこんで行ったみたら、なんのことはない、張り出した崖の下に集落があるだけ。多少雨があたりにくくなる程度のハングオーバーで洞窟の中に村があるようにはとても見えない。これははずれ。
しかし、ピチンゴトの洞窟村のさらに先には、マラスの塩田という大当たりの超おすすめスポットがある。この景色はちょっとほかではお目にかかれない。谷を何キロにも渡って塩の棚田が埋めているのだ。クスコからマラス最寄のT字路までバス(s/.2.50)、そこから村まで乗合タクシー(s/.1)で行く。村からは1時間歩くとインカの農業試験場、モライ遺跡がある。途中の畑をよく見ると土器の破片がけっこう転がっている。この遺跡はとても変わっていて、水面に広がる波紋のように幾重にも円が重なっているのだ。こちらも必見。村から塩田までは歩いて1時間。ピチンゴトの洞窟村のすぐ脇に抜けるまでとにかくずっと下り道なので楽。クスコを朝早く出て、モライ遺跡→マラスの塩田→ピチンゴトの洞窟村と下っていくコースがおすすめ。すかっと晴れたら塩田の向こうに雪山が見えて、さらにすごい景色が拝める。塩田の仕事は見るからに重労働だが働いているのは先住民の女性や子供が多い。頼めば気前よく塩をくれる。
マラスの塩田
塩を運ぶのはロバ
何キロにも渡って谷を埋める塩田 かなりの重労働