最終更新日 2002/08/02
ホンジュラス<その1>
〜カリビアンリゾート〜
★ロアタン島
ベリーズ・シティから30人乗りプロペラ機で1時間。二段ベッドのはしごのような階段で乗り降りする。スチュワーデスは最初にコーラ配って、後はのんびり。私が乗ったときは乗客6人、乗務員3人。
プロペラ機なんて久しぶり
ロアタン島からのカリブ海
ここはホンジュラス国内でグアナハ島に次ぐ物価の高い場所。ちなみに首都テグシガルパからグアナハへ電話をかけようとしたら、三日ほど前から不通だと電話局で言われた。どうもあっさり不通になるものらしい。
ロアタン島といえば、やっぱりアンソニーズ・キー・リゾート(AKR)。ドルフィン・ダイブができることで有名なオールインクルーシブタイプのリゾートだ。通常、イルカはダイバーの排気音を嫌うため、ドルフィン・スイムならともかく、ドルフィン・ダイブは難しい。しかし、ここのイルカは飼いイルカなので排気音もへっちゃら。アメリカ人御用達の高級リゾートなのでここでの通貨は米ドル。現地通貨レンピーラも使えるとは思うが、使わなかったので自信なし。ドル建てなんだから物価は高い。ダイビングしない人には用のないところ。
イルカとたわむれる人々
イルカショー
ダイビング練習中
海水浴ならウエスト・ベイ
★ウティラ島
中南米一安くダイビング・ライセンスを取得できるところ。確かにオープン・ウォーター160ドルは安い。安いついでにアドバンスもレスキューも取得するのもいいけど、この島は10日が限界かな。だってそれ以外は何にもないんだもん。
ウティラ島からのカリブ海
まず困るのは食事。中心部にレストランがあまりないため、食事のバリエーションは望めない。おまけに夜はいっせいに発電機を使うのでめちゃめちゃうるさい。いちおうディスコのようなところはあるが、発電機の騒音で音楽がかき消されて踊るどころではない。ダイビングしたら後は寝るしかない。というわけで、この島の旅行者の回転は速い。
ウティラ島は蚊も多いけど、それ以上に多いのがヘヘンというサンドフライ。何にも塗らずにBLUE BAYOUのハンモックにでも寝ていようものなら、全身刺されまくる。刺されると赤いぽちぽちになって、たいへんかゆい。
ここはとにかくライセンスを取るためのところなので、ファンダイブも教習と同じポイントに潜る。どうもポイントもたいしたことはないらしい。おまけに教習中にボートが沈んでお客が溺れかけたと日本人旅行者から聞いた。ウティラ島でとっととライセンスを取って、ちと高いがロアタン島で潜るのがずばり正解でしょう。
ダイビングスクールがやたらと多いけど普通の島
島で唯一の映画館
ロアタン島−ウティラ島間に直行の交通手段はない。ロアタン島からラ・セイバに戻り、一日一便のフェリーでウティラ島に渡った。デッキで海を眺めていると乗客が騒ぎ出した。クジラかイルカだろうと思い、みんなが指差しているほうを見るとなんとヨットが転覆している。当然、航行よりも人命が優先だ。フェリーはしばらく旋回していたが、人の姿は見当たらない。無線で事故を報告すると進み出した。デッキにいる乗客は目を凝らして波間を見ている。誰かが叫んだ。「人だ!」。フェリーは遭難者に近づき、ロープで引っ張り上げた。もう一人いるらしい。再び乗客は海面を注意深く見始めた。まもなくウティラ島に着くというときになって、「あそこに手が見える!」とまた誰かが叫んだ。手なんかどこにも見えない。それでも、その方向に近づいていくと遭難者がいた。かなり接近しないと波にかき消されて見えないものだ。二人目が救助されると拍手が起こった。そして、じきに船は接岸した。降りていく乗客の満足気な顔と毛布にくるまって通路に座りこんでいた二人の疲労と安堵の入り混じった表情をまだ憶えている。