[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

 

最終更新日 2002/08/02

 スペイン<その5>

旧宗主国スペインから南米上陸

2001年11月、関西空港からスペイン・マドリッドもしくはバルセロナ、ポルトガル・リスボンまでの航空券は調べたかぎりでは6万9千円が最安値だった。そこに添乗員をやっている友人から、KLMオランダ航空のチケットを6万2千円で買わないかという話が舞い込んだ。KLMはマイレージで獲得したチケットを他人名義でも発行してくれるのだ。早速、そのチケットを購入し、1週間後にアムステルダム経由でマドリッドに飛んだ。EUにビザなしで滞在可能な期間は3ヶ月。入国の際にもめたくないので、とりあえず復路は往路の3ヶ月後にしておき、入国してから最大延長期間である1年後に変更した。

モンクロア

11月12日、学生街モンクロアに行く。 モンクロアにはTIVEという公営の旅行代理店があり、そこで国際学生証(700PTS)やユースホステル会員証(居住許可者1000PTS、非居住許可者3000PTS。スペイン国内の適当な住所を書けば居住許可者と見なされる場合もあるが居住許可証の提示を求められる場合もある。応待する人次第。)がつくれる。国際学生証の作成には証明写真と在籍先の学生証か、西文か英文の在学証明書が必要。インスタント証明写真はメトロの駅構内で撮れる(4枚組400PTS)。すでに学生でない人は、日本の免許証なり、それらしくパウチしたものなり、プリントアウトして適当に判子でも押した証明書もどきを持っていけばOK。特にヨーロッパでは国際学生証があれば、飛行機やバスのチケット、博物館や遺跡の入場料などがかなり割引になる。

 

ドン・キホーテの像があるプラサ・デ・エスパーニャ

11月13日、モンクロアでつくった”学生証”をにぎりしめ、旅行代理店の集まっているプラサ・デ・エスパーニャに向かう。中南米、なるべくならチリ・サンティアゴに飛ぶつもりでチケットを探す。スペインから中南米に飛ぶなら、メキシコ・シティかベネズエラ・カラカスが5万PTS前後(プラス税5000PTS)と特に安い。エクアドル・キトにもカラカス経由ならアベンサ航空で税込7万PTS以内であった。

いくら”学生証”を持っていても、航空会社によっては26歳以上には学割が適応されない場合がある。しかし、そこはやっつけ仕事の国スペイン。すべての旅行代理店職員が周知しているわけではない。根気よく代理店をまわれば、26歳以上にも学割で売ってくれる人にあたるはず。結局、チリ・サンティアゴまで一番安かったのはデルタ航空アトランタ経由の”学割”で税込7万2千PTS(€432.73)。ビザカードで購入。

購入したチケットはもちろん片道。「日本人は片道でも大丈夫」と大嘘をついてなんとか買ったが、本当は往復でないとダメ。もし、チリ入国時に発覚したらスペイン―日本間の復路のチケットを見せて闘うつもりでいたが、まあまずばれることはない。万が一、チリ以外でも中南米で入国時にもめることがあれば、スペイン発の復路チケットを見せれば有効だろう。そのために復路を放棄せずに最大まで延長した。

12月3日、ここから先、いつまともに髪を切れるかわからないので住んでいたころに通っていたアントンマルティンの美容院に行く。(待っている間に雑誌を読んでいたら、雅子さんのご懐妊にちなんで、妊婦姿のリカちゃん人形が売り出されたという記事が載っていた。スペインにも皇室があるので、スペイン人は他国の皇室関係のニュースにもけっこう関心が高い。)これからの自炊生活に備えて、道を挟んで美容院の斜め向かいにある刃物屋でスイスのヴィクトリノックス社サバイバルナイフを購入。ナイフ2つに缶切、栓抜、コルク抜き、錐、爪楊枝とピンセットがついたシンプルなタイプで2200PTS。5000PTS以上のものなら免税になるのだが、いろんな機能がごてごてついていてはかえって使いづらい。店員はしきりに同じ値段のスペイン製をすすめたが、そんなものはもちろん信用できない。

12月4日、口座を持っているビルバオのシティバンクでトラベラーズチェック3400ドルと現金200ドルを購入。手数料1.2%。残った9857PTSも引き出して、口座を閉じた。前日、スペインの銀行が14時までなのをころっと忘れていて営業時間に間に合わなかったのは幸運だった。なぜなら、その夕方に宿に帰ってきたところを首絞め強盗にやられたからだ。もし、手続きをすませていたら、チェックも現金も一切持っていかれていたことだろう。

チリ・サンティアゴからの南米上陸にこだわったのは、チリ、アルゼンチンを先にまわってしまったほうが効率がよいと考えたから。帰りにまたスペインに戻るにしてもメキシコ・シティかベネズエラ・カラカスからのチケットが安いだろうし、スペインからの復路を放棄してもペルー・リマやブラジル・サンパウロ、メキシコ・カンクンから日本に帰るほうが安いだろう。余力があれば、もちろんロスから飛ぶのが一番安い。さあ、いよいよ南米上陸だ。

 

★マドリッドでチケットを買った旅行代理店

・VIAJES KUNTUR S.A.
GRAN VÍA 80-82 28015 MADRID
.91 5417002
E-MAIL kuntur@flashnet.es

・入口に中南米の国々の国旗を揚げている。その周辺にも中南米に強い”ECUADOR”などがある。

 

←スペイン<その4>

旅雑記<北上編>目次

スペイン<その6>→