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最終更新日 2002/08/02

 スペイン<その3>

ここがおすすめ!マドリッド

ソルのエルコルテ横のバル プラサ・サンタアナのドイツバル 絵葉書にもなってるエスパーニャ・カニ

「スペイン料理はうまいのか?」と訊かれれば答えに詰まるが、「スペインのつまみはうまいのか?」と訊かれれば間髪入れずに即答できる。スペインのつまみはそりゃもう間違いなくうまい!どこのBar(バル=飲屋。だいたい立飲み。)でもカウンターのガラスケースにはいろんなTapas(タパス=つまみ)を盛ったステンレスのタッパーがずらっと並んでいるので、好きなのを指差して「Tapita(タピータ=小皿に盛ったつまみ)」と言えば事足りる。たとえスペイン語ができなくてもメニューから選ぶ必要がないだけ、つまみを頼むのは食事よりもはるかに楽。

特に好きなのは、Pulpo a la gallega(プルポ・ア・ラ・ガジェガ=たこのガリシア風)Boquerones en vinagre(ボケロネス・エン・ビナグレ=いわしの酢漬け) Caracoles con tomate(カラコレス・コン・トマテ=カタツムリのトマト煮)Queso manchego(ケソ・マンチェゴ=ラ・マンチャのチーズ)。もちろん生ハムも、頼まなくてもビールのあてについてくる緑のオリーブも絶品。スペイン全土、いたるところバルだらけなのでどこでも目についたところに適当に入ればいいけれど、マドリッドの中心ならプラサ・サンタアナがちょっとおしゃれな飲屋街。よくパックツアーにも組まれてる、Museo del jamonムセオ・デル・ハモン。”ハム博物館”という意味。ソルには近くにバッタもんのPalacio del jamon、パラシオ・デル・ハモンがあるので間違えないように。ちなみにバッタもんのほうは”ハム宮殿”という意味。)は一階がバル、二階がレストラン。手頃な値段で定食も食べられるし、ハムやチーズが計り売りで買える。壁中に掛かっているまるごとの豚の足が圧巻。スペインの生ハムは原形をとどめたまま、ぶらさげて熟成させ、バルでひねもすとぐろを巻いているおやじたちのくゆらすたばこの煙に燻されてようやく完成される。夜遅くMuseo del jamonに行くと壁にはしごをかけて、いいあんばいになったハムを降ろしているのがよく見られる。

 

熊前 チョコラテリア サン・ヒネス
京都三条で待ち合せるなら土下座前。マドリッド中心で待ち合わせるならマドリッド自治州のシンボルになっている熊前。週末ともなれば、渋谷のハチ公前並みの混雑ぶり。

飲み歩きもいいけど、スペインの夜はやっぱりディスコ。ソルにあるパラシオ・ガビリアは貴族の屋敷を改装したディスコ。観光案内所などにおかれているチケットを持っていけば、木曜の23時半からインターナショナルナイトで入場料が無料になる。荷物を預けるのは有料。夜遅いので手ぶらが一番。当然、飲物も高いので外で一杯引っかけてから入りましょう。ヨーロッパはまだまだユーロビートが健在。特にスペインはバカラオというバレンシア発のやたらとやかましいユーロが若者の間で大人気。パラシオ・ガビリアにはいくつかホールがあり、ユーロやサルサがかかっている。ちなみにお立ち台のおねえちゃんは雇われダンサー。

さて、遊びほうけてメトロの終電を逃がしたら、近くにある老舗チョコラテリアサン・ヒネスへ。揚げたてのチュ―ロスどろどろに濃いココアにだっぷりひたして食べる。スペイン人はこの油っこくて甘ったるい代物をなんと朝食として食べる。そこらのバルでは300PTSくらいだがサン・ヒネスのはたしか500PTS。老舗だけあってうまいような気もするが、まあ所詮はチョコラテ。このサン・ヒネス、深夜から早朝にかけて営業しているので昼間は閉まっている。

マドリッドの冬の風景といえば、真っ先に思い出すのがサン・ヒネスのすぐ近くにある古本屋とその前に出ている焼栗の屋台。12個で200PTS。焼き芋や焼きとうもろこしも売っている屋台もあるけど、ここのは焼栗だけ。古新聞でくるんだ焼き栗片手に皮を路上に食い散らかしながら、ウィンドウショッピングするのが週末のマドリレーニョ。グランビアやセラーノにはなかなかこったディスプレイの店が多い。

セントロの古本屋
冬は傍らに焼栗の屋台が出ている
プラサ・サンタアナ近くの花屋
冬の間はいつもよりかなり地味
たまたま通りかかった飴屋
よくもこれだけの量をちゃんと飾りつけたもんだ

 

プラサ・デ・エスパーニャのオリエンタル食材店
日頃、オリーブオイルで疲れた胃を休めるなら、やっぱり日本食。でも、外食は高いし、日本食材店でなにもかも揃えるのも高くつく。そんなときの強い味方がオリエンタル食材店。プラサ・デ・エスパーニャの地下やサント・ドミンゴのちょっとさびれたアーケードにある食材店が安い。また、三越の裏手にある市場は中国野菜が豊富。セントロで長期滞在するなら、アパートホテルで自炊すると安くあがる。

 

シネ・ドーレ
スペインでは映画はスペイン語吹き替えで上映される。オリジナルを字幕で上映している映画館もあるが数は少ない。アントンマルティンのシネ・ドーレは池袋にあった文芸座のような名画座。世界の名画を格安で上映している。通うつもりなら10回券がお得。日本でもめったにお目にかかれない、黒沢明や小津安二郎、成瀬巳喜男、溝口健二などの作品も所蔵している。また、併設の本屋は映画に関する資料を豊富に取り揃えている。ちなみにスペインの映画館はなぜか後ろから席がうまっていく


アルゲイジェス店 カジュアルな洋服や小物がいっぱい パンプローナの牛追い祭柄
プラサ・デ・エスパーニャで売ってる扇子や闘牛場前で売ってる牛の置き物なんかもらったところでもてあますのがオチのマドリッドみやげ。可愛くて実用的なみやげといえば、KUKUXUMUSUがぶっちぎり。ポップなデザインはスペインのキース・ヘリングという感じ。たまにそこらのみやげもの屋でも少しおいていたりするが、やっぱり本家本元のほうが種類もサイズもだんぜん豊富。パックツアーでよく利用されているウサ・プリンセッサやメリア・マドリッドに近いアルゲイジェスなどにある。

★KUKUXUMUSU
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