最終更新日 2004/07/25
エクアドル<その5>
エクアドルぶらぶら3<サキシリ/バニョス・デ・アグア・サンタ>
豚頭 店一軒につき豚一頭 リャマ エクアドルほど豚の丸焼きや兜焼きがどーんと店先を飾っている国は、中南米には他にない。スペインでは丸焼きはせいぜい子豚止まりだが、エクアドルでは育ち切った大豚がでーんと寝転がっていて、布巾なんかを背中にかけられている。注文すると毛までついた香ばしい皮もろとも切り分けて、つけあわせの野菜や粒とうもろこしと一緒にお皿に盛ってくれる。
仕立て屋というより修理屋 古タイヤのかご 色とりどりの糸 サキシリは木曜市が立つ。キトからラタクンガまでバス(1.75ドル)で行き乗り換え、サキシリまでは30分ほど(0.30ドル)。ひとつしか宿がないほどの小さな村。オタバロのように観光客相手ではないので、売られているものすべてに生活臭がする。多分ボリビアで売られているのと同じく、マイアミあたりで売れ残った古着が山と積まれ、破れた服を繕う足踏みミシンが並び、古タイヤでつくられたかごが売られている。途上国は、先進国のゴミで暮らしているんだなあといつも思う。でも、先進国のデパートよりも途上国の市場のほうが断然おもしろいのはなぜなんだろう。どんなにがんばっても、一度に一着しか服は着られないし、どんなごちそうもおなかにいっぱいしか食べられない。空っぽの手には新しいなにかを掴めるが、両手にいっぱいものを抱えていては身動きさえもままならない。
飴を練っている
サトウキビそのまんま 中南米中にある地名バニョス。バニョスとは温泉のこと。エクアドルにあるのは、正しくはバニョス・デ・アグア・サンタで聖なる水の温泉の意味。ここで我々コトパクシ登山隊は40ドル拾い、足どりも軽く温泉に入った。コトパクシの予行練習に、トゥングラウアに登ろうとするが噴火中で断念。噴火のせいか、滞在中震度3くらいの地震があった。温泉(外国人2ドル)は黄土色で硫黄臭く、塩分を含んでいる。屋外プールの温泉は37度ほど。長湯するにはちょうどいいが、どうも温泉に長くつかった後に水風呂に入ると健康によいとかたくなに信じているお年寄りが多いらしく、プールサイドで何人もばたばたと倒れていた。健康のためなら死んでもいいのだろうか。バニョスへはラタクンガからバス。アンバート(1ドル)で乗り換え、アンバートからバニョス(0.75ドル)へ。バニョスからキトへは直行(3.40ドル 所要3時間半)で戻った。その道中はアンデスの廊下と呼ばれる山並みが美しい。