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最終更新日 2002/08/02

赤痢 de 隔離?

<2000・9・15掲載>

 

 9月9日15時50分、ヒューストン経由で成田着。半年ぶりの日本はいきなり寒かった。そんなはずはない。今年は確か記録的な猛暑だったはず。9月に入ったとはいえ、まだ残暑は続いているはずと思いながらも、京成で日暮里まで行き、山手線で東京へ。そして、新幹線で京都に向かった。久しぶりの京都に着いたのは、夜10時をまわっていた。

 ただいま。ほんの少しずつしか変化していかない、節度と節操のある都市。私の生まれた街。学生時代をすごした街。やっと帰ってきたよ。
 感傷もつかの間、じきにやってきた電車に乗った。

 滋賀の実家に着いた。ヒューストンから成田までの間ですでに発症している自覚があった。(検疫で申告しなかったのは、どうしても早く帰りつきたかったのとまだその時点では軽い下痢だけだったから。)寒気は発熱しているせいだ。やたらとのどが乾くのは、脱水を起こしているせいだ。
 その夜、高熱で朦朧としながらも何度も激しい下痢で起きた。しかも、一目でそれとわかる血便。翌日、救急病院に担ぎこまれた。

 どう考えても原因は、グアテマラ−ヒューストン間の機内食にあるとしか思えない。身体中を南京虫やノミに刺され、犬にまで噛まれたが、まだ中ったことはなかったのに。最後の最後にグアテマラにしてやられた。もう抗体はできたと安心していたが甘かった。

 3日間通院し、点滴を受けた。薬も毎食後、6種類ほどのんだ。(どうもO157に対処する薬も含まれていたようだ。)あまりの回復の早さに入院せずにすんだが、まだ微熱は続いている。なにより検査の結果が出ないことには、大手を振って外に出られないのだ。単なる食中毒の可能性が大とはいえ、まだ赤痢の疑いが完全に晴れたわけではない。

 帰国すると決めた後、少し無理をしすぎた。とにかく早く帰りたい一心だった。ここらでゆっくりしなさいということなのかもしれない。これからまたグアテマラ、そして中南米に向けての再出発準備を始める。その前に少し休むとしよう。

 

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