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最終更新日 2003/12/09

 ブラジル<その1>

ブラジルの熱い日〜ワールドカップ2002年優勝決定戦〜

喜びを電話で伝えるブラジル人

雨の中を喜びのあまり駆ける

その後2003年4月、黄熱病の注射を受けて、ビザ代大枚50ドル払って(ブラジル入国前にペルーのビザ更新のため、30分だけエクアドルに滞在したのがあだとなり、黄熱病予防接種が必要となった。ブラジルビザはパラグアイ・アスンシオンにてG375000で取得。相場に時差があり、在アスンシオンブラジル領事館では1ドル=G7500で計算しているが、時価は1ドル=G6850だったので実際は50ドル以上払っていることになる)入国することになるのだが、当初ビザを取ってまでブラジルに入るつもりはなかったので、2002年ワールドカップの優勝決定戦を開催国日本で見られないかわりに、ブラジル・フォス・ド・イグアスでブラジル人とテレビ観戦することにした。ブラジル側イグアスの滝観光の拠点となるフォス・ド・イグアスまでならビザなしで入国できるからだ。

プレーした中南米勢は、一次リーグAグループのウルグアイ、Bグループのパラグアイ、Cグループのブラジル、コスタ・リカ、Fグループのアルゼンチン、Gグループのメキシコ、エクアドル。優勝候補のひとつ、アルゼンチンは40年ぶりまさかの一次リーグ敗退。勝ち残ったパラグアイもドイツに、メキシコもアメリカに破れ、ラテンアメリカの希望はブラジルに託されていた。

アルゼンチン側イグアスの滝で知り合った、ブラジルの対戦相手ドイツ国籍のクルド人留学生とアルゼンチン・プエルト・イグアスを出たのが試合開始直後の朝8時すぎ。みんな家でテレビにかじりついていてゴーストタウンと化したフォス・ド・イグアスにはものの30分で着いた。ターミナル近くの食堂に駆けこみ、一心不乱にテレビを見ているブラジル人に混じって観戦した。前夜は雷雨だったが、それでもイグアス川の対岸プエルト・イグアスにまで聞こえてくるほどフォス・ド・イグアスでは花火があがり、まるでもう優勝したかのようだった。

 

前半戦が終わり、0−0のままハーフタイム。緊張がとけて、口々にカフェやらビールやらをオーダーするサポーター。後半戦は個人技の冴えた、まさにブラジルサッカーだった。ロナウドはひとりであっという間に2ゴールをきめてしまった。ゴールのたびに街を揺らすほどの歓声があがり、試合終了のホイッスルが鳴ると盛大に花火があがった。

 

コロンビア、キューバと並んでラテンの3バカにあげられているブラジルはさすがにお祭り騒ぎが大好き。前夜からの雨はまだ降り続いていたが、一斉にブラジルの国旗やユニフォームを身につけた人たちが道路に駆け出してきた。少し遅れて車が走り始める。黄色と緑のブラジルカラーのサポーターグッズを手に人波を売り歩く売り子。黒い人も白い人もメスティーソも口々に「ペンタ!ブラジル」と叫んでいる。ペンタとは5度目ということだ。5度目の優勝は史上初の快挙なのだ。

 

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